2010-04-13 第174回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
景気全体の自律回復力も依然弱々しい状況にあると思いますので、先ほど御指摘の緊急経済対策のエコ消費三本柱でありますとか、あるいは景気対応緊急保証の取組を更に実施をしていく、それから二十二年度予算の迅速かつ着実な施行と、こういうものを通して景気を自律回復軌道に乗せてまいりたいというふうに思っております。
景気全体の自律回復力も依然弱々しい状況にあると思いますので、先ほど御指摘の緊急経済対策のエコ消費三本柱でありますとか、あるいは景気対応緊急保証の取組を更に実施をしていく、それから二十二年度予算の迅速かつ着実な施行と、こういうものを通して景気を自律回復軌道に乗せてまいりたいというふうに思っております。
この結果、産業の新陳代謝が進まず、非効率な産業が温存され、日本経済は次第に自律回復力を失ってきたのではないかと考えられます。 我が国は、マクロ経済政策という政策資源をほぼ使い果たしてしまいました。しかし、民間の力を最大限に引き出す構造改革が残されています。今こそ、国家総動員体制ともいうべきマクロ経済政策への依存症から脱却し、市場経済と民主主義の原点である自立自助の精神に立ち返るべきである。
今までしっかりやってきた中堅・中小企業というのはたくさんあるわけでございますので、そこらの力を生かさぬと、全国ブランドそれからワールドブランドの大きな会社は基本的に自律回復力を持っておるわけでありますから、やはりその辺をしっかり支えていかにゃいかぬじゃないかなというふうな気がしてならぬわけでございます。
こういったことから見まして、私どもでは、景気が後退局面に入っているというようなことではないと考えておりますが、生産、所得、支出をめぐるこの循環の働きというものが弱まってきていることは否定できない点でございまして、万一この減速局面がさらに長引くようなことになりますというと、経済の自律回復力を失わせるおそれもございますので、今後の消費の回復テンポや在庫調整の進捗の度合い、また、企業や家計のマインド面の動
このような状態でございますので、万一景気の減速がさらに長引くというようなことになりますというと、そのこと自体が経済の自律回復力というものに悪影響を及ぼすおそれがあると思うわけでございます。
今、民間の自律回復力を腰折れさせないためには、特別減税の継続など適切なマクロ経済政策の実施が基本的条件であると思うのであります。それはまた、一定の税収の伸びを必要とする財政再建にとっても不可欠なものだと思います。
これは超低金利政策にもかかわらず産業の空洞化など経済の先行き不透明のため、景気の自律回復力が弱いことが背景にあるからであります。こうした状況を打破するには、従来型の経済政策では対応不可能と考えるところであります。 世界経済は、社会主義経済の崩壊に伴い、市場経済圏が十億人規模から四十億人へ急膨張をしつつあり、大競争時代に突入したと言われております。
そういう意味では自律回復力が弱いと言わざるを得ません。そういう点で、ぜひとも政府の経済政策の運営についての充実強化をお願いしたいと思っております。
また、経済力の自律回復力も幸か不幸かそれほど楽観できるわけではないというふうに見ておりますので、その方のことは十分用心はいたしますが、ただいま心配をすべき事態ではないであろうと思います。 所得税の減税につきましては、予算審議の過程におきまして各党協議会が設置されまして、今日に至るまで各党間で御協議がございます。
それから二番目に、これも予断を許さない状況の一つの具体例だと思うわけでございますが、民間需要の自律回復力というのがまだまだ楽観できるような状況ではないということがございます。
〔委員長退席、安田(範)委員長代理着席〕 そういう中にありまして、御指摘がございましたように、個人消費なりあるいは民間設備投資の落ち込みということがございまして、これは通産大臣からもお答えがございましたように内需の大宗を占めるわけでございますけれども、その自律回復力というものが弱いということがあろうかと思います。
ただ、現在の状況、先ほども通産大臣から御答弁がございましたように、まだ予断を許さないような状況でございますが、とりわけ民間内需の自律回復力というものが決して楽観できるほど強くはないということがあるわけでございますし、また、六十二年当時と比較をいたしましても、マネーサプライでございますとか、あるいは株価でございますとか、さらには地価という面でありますとか、そういった点で六十二年五月の緊急経済対策策定当時
しかしながら、民間内需の自律回復力というものも強くはないという面があるわけでありますので、本年度後半につきましても切れ目がないような公共投資の執行という観点から、今般、総合経済対策におきましても公共投資等の追加がなされたところでありまして、年度全体を通じて公共投資の切れ目のない執行がなされる中で、年度の後半に入ってまいりますと消費が 徐々に回復をし、また設備投資も緩やかながら回復の方向に向かい、次第
したがって、経済見通しにおいても、民間のそういった自律回復力、これは住宅投資においてもほぼ底入れし、そしてこの一月、二月は若干年率ベースでは昨年の秋ごろよりも改善をしてきておる、明るい兆しか見えてきておるわけであります。したがって、そういったことを念頭に置き、今回の対策ということをもう少し見る必要があるんじゃないか。
そこで、そういう点から考えますと、在庫の問題といいますのは、これはかなり時間をかけてやった自律回復力が効いたということだと思います。 それからもう一つは、物価が非常に落ちついております。一二%を超すといったようなものがいま二%台というような形になっておりまして、これが実質所得をふやしたということも事実だと思います。 それから塩田委員が御指摘になりました減税ですね。
○塩田委員 自律回復力がかなり寄与している、季節的要因もあるけれども、余り大きく見なくてよろしい、こういうことでございますが、問題は、輸出主導でなくして内需がもう一つだということ、これも長官が言われたところでございますが、やはり内需は昨年来盛んに議論をしてまいりました所得減税の問題、これをいつまでもぐずぐず渋ってやろうとされない、そこに問題があると思うのです。
それからもう一つは、やはり経済の自律回復力といいますか、在庫調整がほぼ終わったということがきいているとかいろいろのものがございましょうが、大体こういうものが関連しておるわけでございまして、この夏天候が非常に盛り返したということだけではない要素があって、徐々にではありますが自律回復力が出てきているというような点も加味しなければいけない、こう思うわけでございます。
を持つ者にとって何らの対策を講じないことが、また無能のように見えることも、そのこと自体が経済を発展させるんだというような表現がございまして、これは私は日本に当てはまると思いません、思いませんけれども、私どもは、やはり財政がこう縛られてきたならば、こんなような制約があるならば、ひとつ金融面、金融政策の面に、そしてまた、その背後にありますところの、八割の国民経済のシェアを占めておりますところの民間の自律回復力
を持つ者にとって何らの対策を講じないことが、また無能のように見えることも、そのこと自体が経済を発展させるんだというような表現がございまして、これは私は日本に当てはまると思いません、思いませんけれども、私どもは、やはり財政がこう縛られてきたならば、こんなような制約があるならば、ひとつ金融面、金融政策の面に、そしてまた、その背後にありますところの、八割の国民経済のシェアを占めておりますところの民間の自律回復力
だんだん、だんだん日本経済はそういう、何といいますか、自律回復力が少しずつ弱くなっていくとしますと、これはやはり問題でありますので、やはりそのチャンスはうまくとらえて、今度はうまいサイクルの軌道に乗せて、恐らく五十八年度に、財政の面でいきますとある程度税収入がふえるという状況になれば幸いだと。
民間経済の自律回復力を期待する政府経済運営に対し、財界筋は春闘大幅賃上げ要求を警戒して、早くもこれを牽制する発言をしています。また、最近の消費傾向は普及型から質的充実型に変質し、大量消費は見込めないと言われますが、私は、こうした変化は所得の増加が低いことから生じたもので、家計の自律的な消費傾向の変化ではないと考えますが、どうですか。
一方、景気の実情を見ると、民間設備投資を中心として自律回復力が認められるに至りました。これは財政による景気刺激の必要性が小さくなってきたということであります。 一方、国債市場では価格の下落が注目されました。これはクラウディングアウトの懸念がいよいよ現実のものになってきたことを示すものであります。
したがって、五年間という非常に長い不況のトンネル、まあ全治三年間、リハビリテーション二年間というかっこうになるんですが、そのトンネルからようやく抜け出して、自律回復力をどうやら持ったらしい。この判断をするかしないかというのは、私は重要なところだと思うんです。 そこで大蔵大臣にお尋ねをするんですが、自力回復力を民間部門がやっと持ったらしいと。
確かに今日上半期の決算等を見ましても、自律回復力という言葉が適切でございますか、とにかく民需を中心として拡大傾向にあることは事実でございます。そしてまた、雇用も逐次改善される方向に来ておるということも事実でございます。
インフレを必要以上に恐れる余り、消極的な政策運営によって民間需要の自律回復力の芽を摘み、財政の国債依存度を高める背景をつくり、輸出主導型の景気を誘導し、経常収支の黒字を累増させる結果となったのであります。